質問 |
何の条件もなく、MRI検査を受けられるCRT-Dはありますか?
現時点ではありません。
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質問 |
「私のCRT-DはMRI検査ができない」という友人がいます。この友人のCRT-DもいつかはMRI検査ができるようになるのですか?
条件付きでMRI検査をするには、植込み型デバイス本体とリード線の両方がMRI検査に対応している必要があります。従って体内に、MRI検査に対応していないリード線(遺残リード)等がある方は、MRI検査を受けることはできません。
詳細は、あなたのCRT-Dを管理している医師におたずねいただくことをお勧めします。
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質問 |
MRI検査を受けられる医療機関名はどのようにして知ることができますか?
あなたのCRT-Dを管理している医師に尋ねるか、このハンドブックに掲載している専用コールセンターに電話してください。
また、専用ウェブサイト( https://cieds-mri.com/)でも医療機関名を公開しています。
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質問 |
CRT-D手帳や患者カードを紛失すると、永遠にMRI検査を受けることができなくなりますか?
いいえ。再発行することができますので、あなたのCRT-Dを管理している医師あるいは医療機関へご相談ください。
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質問 |
将来、別の植込み型デバイスに交換しても、MRI検査を受けることができますか?
CRT-Dやリード線の交換をすることになった時は、MRI検査が不可能になる場合があります*。現在のところ、MRI検査が可能なCRT-Dとリード線の組合せが限定されているためです。さらに特定の条件を全て満たして初めてMRI検査を受けることが可能になるからです。
* 他社製のCRT-Dに交換された場合やMRI非対応CRT-Dに交換された場合など
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質問 |
MRI検査中に何らかの異常が発生する可能性はありますか?
CRT-Dシステム自体に異常が発生する可能性は極めて低いです。MRI検査中あなたの状態は心電図モニターあるいはパルスオキシメーターによって連続的に監視することになっています。
万が一の事態が発生した場合、医療スタッフが適切に対処します。
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質問 |
緊急でMRI検査を受けることはできますか?
条件によります。あなたのCRT-Dについて熟知している医療スタッフが揃っている医療機関であること、CRT-D手帳と確認カード(5頁参照)を医師に提示できること、CRT-D検査の結果がMRI検査の条件を全て満たしていること、MRI検査が可能な部位であることなど、MRI検査の条件を全て満たしている場合に限り、緊急時でもMRI検査を受けられるかもしれません。
ただし、医療機関側の受け入れ体制にもよりますので、ご留意ください。
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質問 |
CRT-Dの植え込み手術を受けた際、担当医から「あなたのCRT-Dは、特定の条件下でMRI検査ができる」と聞いていたのですが、放射線科の方は、「CRT- D使用者のMRI検査はできない」と言います。どうすればよいのでしょうか?
あなたのCRT-Dを管理している医師あるいは医療機関へご相談ください。
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質問 |
どの部位(身体の部分)でもMRI検査を受けることができますか?
植込まれているCRT-Dの機種によります。機種によっては、MRI検査が不可能な部位があります。詳細はCRT-Dを管理している医師あるいは医療機関にご相談ください。
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質問 |
私のCRT-Dは、何か特別なCRT-Dなのですか?
あなたのCRT-Dは、特定の条件下でMRI検査ができること以外は、弊社の従来型CRT-Dと大きく異なるところはありません。CRT-Dとしての治療機能や診断機能は同じです。
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質問 |
このCRT-Dの植込み手術は、従来のそれと手術時間やリスク(危険)に違いはありますか?
いいえ、従来型CRT-Dと同じです。
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