1.5T/3.0T全身撮像(デバイス管理医師)
デバイス管理医師は、下記条件を全て満たしているか確認してください。
- 患者が確認カードとデバイス手帳の両方を所持していることを確認すること。
- BIOTRONIK社の条件付きMRI対応心臓デバイス(CIEDs)と同リードが特定の組合せで接続されたシステムであること。
- 胸部植込みであること(左右を問わず)。
- 遺残リードやアダプタ等など、MRI非対応品が体内にないこと。
- リードの植込み又は再固定後6週間を経過していること。
- ペーシング閾値が2.0V/0.4ms以下であること。
- リードインピーダンス値が200-1,500Ωの範囲内であること。
- バッテリーステータスがERI又はEOSではないこと。
- MRI検査直前に、MRI設定に設定すること。
- MRI検査後に、MRI設定を解除し、元の設定に戻すこと(各値に異常がないか確認すること)。
1.5T/3.0T全身撮像(MRI実施者)
MRI実施者は、下記条件を全て満たしているか確認してください。
- 1.5T/3.0Tの円筒型ボア装置(トンネル型MR装置)であること
- 検査時の最大傾斜磁場スルーレートは200T/m/s(1軸あたり)以下であること
- 局所送受信コイルを胸部に使用しないこと
- SARは全身2.0W/kg以内、頭部3.2W/kg以内であること
→ SARは通常操作モードの範囲内
- 撮像中は心電図モニター/パルスオキシメーターのいづれか一つによる連続的な心拍監視が必要であるため、その準備ができていること